関係機関の皆さまへ
精神科訪問看護キレイニでは、精神疾患がある方の社会復帰や安定した生活を送るための土台作りを、関係機関の皆さまと連携しながらサポートしていきたいと考えています。
ご本人の状況のお伺いなども含めてサービスのご説明をいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
キレイニの特長
- 自分と向き合い、社会に触れ、成長し、支えあう -
人がもつ可能性を引き出す
訪問看護を目指して
24時間オンコール対応
キレイニでは、利用者さまの急変・緊急時に24時間オンコールで対応します。
夜間や早朝にも服薬・体調の相談ができるのはもちろん、突然の気持ちや体調の変化などにも看護師などが迅速に対応可能ですので、どんな方にも安心感を持ってご利用いただけます。
利用料金
精神科訪問看護は、各種健康保険・公費医療制度が適用できます。 健康保険を適用した場合は基本的に3割負担となり、自立支援医療や市区町村ごとの制度などを適用した場合は1割~無料(自己負担無し)に抑えられます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
利用までの流れ
1.相談申し込み
ご本人・ご家族はもちろん、関係機関の方からのお問い合わせも受け付けています。
2.相談と面談
お電話などで相談を実施後、ご自宅や入院先の病院へ担当職員が訪問し、面談を行います。
4.サービス開始
3.ご契約
提供するサービス内容や料金に関して説明した上で、ご利用の意向がある場合には契約となります。
契約後、担当看護師が個別支援計画を作成し、訪問看護サービスを提供開始します。
関係機関との連携事例
01
病院との連携|退院後の地域定着支援
当ステーションでは退院後の地域生活への移行が難しいケースでも、医療機関の地域連携支援部と密に連携することでスムーズな地域定着を実現しています。
Aさんの場合、長期入院後の退院に不安がありましたが、退院支援の段階で病院へお伺いして顔合わせをおこないました。そこではAさんの退院に対する不安や生活環境・ニーズに合わせた支援プランを提案。退院後は当ステーションのスタッフが週5回の訪問を実施し、健康管理や生活サポートを提供するとともに、医療機関へ定期的に情報共有をおこなわせていただきました。
連携により、Aさんの不安を少しずつ解消しながら地域での安定した生活が実現できました。退院直後の不安定な時期を乗り越えたことで、Aさんも今では安心して地域での生活を続けています。
02
行政機関との連携|途切れのない支援体制の構築
当ステーションは、行政機関が主催する支援者会議に出席して患者様の状況に応じた途切れのない支援を実現しています。Bさんのケースでは、複数の支援が必要な中で、行政機関が積極的に支援会議を企画。情報共有や方針決定を協力して進めることができました。行政機関のコーディネートによって、Bさんが複数の支援機関からのサポートを円滑に受けられる体制が整い、本人の生活の安定と自立が着実に進みました。
また、訪問看護が支援会議に積極的に参加することで支援体制の連携が強化されるとともに、関係者同士の役割分担が明確になり、スムーズなサポートが可能となりました。Bさんも「支援がつながっていることで安心して生活できる」と話されています。
03
就労移行支援事業所との連携事例|Cさんの就職への道をサポートする訪問看護
ある就労移行支援事業所から、地域サービスの一環として訪問看護の内容についてセミナー依頼があり出張実施しました。訪問看護サービスを紹介したところ、参加者であるCさんから「支援を受けたい」という相談があり、サポートを開始しました。
当初より、Cさんの体調や気分の変動があった際には、就労移行支援事業所の担当者さまと都度連携をおこない、支援体制を柔軟に調整しました。職業生活の準備から始まり就活期までの各フェーズに起こる心身の変化についても、両者が適切に状況を共有し予防を図ることで、Cさんが安定して就職準備を進められるよう努めました。
その結果、Cさんは通所率100%。利用開始から1年後には就職が実現しました。就職後も訪問看護では生活リズムの確認や体調管理のフォローを続け、就労定着に対する支援も継続しています。こうしたサポートにより就労移行支援事業所の皆さまからも「この訪問看護なら安心して任せられる」とのお声をいただきました。
現役の格闘家たちが立ち上げた介護事業所